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大学院理工学府 分子科学部門の撹上将規准教授が、プラスチック成形加工学会第35回年次大会においてポスター賞を受賞しました

[CATEGORY] 受賞?成果等 [tag]

2024年6月19日~20日にタワーホール船堀で開催されたプラスチック成形加工学会第35回年次大会において、分子科学部門の撹上将規准教授がポスター賞を受賞しました。

発表題目は「無溶媒プロセスによる超高分子量ポリエチレンサブミクロン薄膜の創製」です。

高分子構造物性研究室では、高分子延伸技術を活かした高性能フィルム?繊維の作製に取り組んでいます。
本研究では、無溶媒プロセスである溶融二軸延伸法を高度化することで、可視光透過性が高く、バリア性に優れ、高い強度をもつ、厚さ約350ナノメートルの超高分子量ポリエチレン(UHMW-PE)サブミクロン自立薄膜の創製に成功しました。本手法は有機溶媒を用いない高性能フィルム成形法として注目されています。

今回受賞対象となった研究は、「Sメンブレン」プロジェクトの一環として行われたものです。
群馬大学研究?産学連携推進機構では、今後の本学における新たな強み?特色として高い可能性を有するプロジェクトを「重点支援プロジェクト」に指定しており、研究拠点の形成を目指した「推進研究(G2)」の一つとして、超高性能?高機能な膜材料を創製する「スーパー?メンブレン」プロジェクト(略称:「Sメンブレン」プロジェクト)を推進しています(代表:上原宏樹教授)。

関連リンク

撹上 将規 准教授 研究紹介はこちら

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